始めて購入される方が最も多いのがBMXブランドの完成車と言われるタイプです。
完成車とは自転車の状態で販売される1台の自転車になっている完成品ですね。
当たり前と言えばあたりまえなのですが。
オプションは選べずメーカーの準備したセットでお店が組立します。
メリットは単品でフレームやパーツを購入して組み立てるより費用が抑えられるところです。
デメリットと言いますか、フレーム&パーツともコストを抑える為に完成車用に作られている関係でそれぞれの単品販売されているものより強度が落ちます。
ただ規格はあるにせよ壊れた部分をパーツを購入して交換することは可能です。
しかしながら交換するパーツは割高になるのが一般的です。。
例えばフロントホークは2万円前後しますしホイール(車輪)は前後で4、5万円はします。
そこはスキルが上がっていくと通る道なので割り切らなければならないとこではありますね。。
練習しなければそれほどダメージも蓄積しないので乗る頻度と内容によって変わってきます。
完成車も価格が高いものがやはり良いBMXになります。
高いモデルには単品で販売されているパーツが装着されていたりもしますし、そうで無いにせよ強度の高いパーツがふんだんに装着されています。
どのメーカーもトップモデルはそれなりに意識して力入れて作ってきていますね。
一般的には7分組と言われる7割がた組み付けてある状態でお店に届きます。
その状態から残り3割をくっつければ10割で出来上がりなのですが、、
実はここに落とし穴がありまして、、
7割組み付けてある部分が丁寧に組み付けてあるかというと、、かなり怪しいです。。
怪しいというよりかなり雑な組み付けなのです。。
画像を見ていただくとわかることも多いのですが、ここは工場の流れ作業なので致し方ないところもあるかと思いますが、
それにしても酷い状態の完成車は多いです。
大げさに書いている訳では無く、
ショップによっては完成車はそんなもの、ってそのまま3割組み付けるところも多いみたいですが当然ながらパーツ寿命は明らかに短くなりますしホイールなどでしたらパンクが多発したりします。
ホイール自体も剛性が低くよれて壊れやすく危険なことになりかねません。
手前味噌ながら当店(BMXショップワンダーランド)では7割状態をなるべく分解チェックしてそれから組み上げます。
プロライダーや上級者は完成車を下に見るかも知れませんがこれから始める方には
その1台は大事なお金で買ってもらうBMXです。少なくとも価格と同等できればそれ以上の
品質でお渡ししたいものです。