メイドインChina
年々BMX関係アイテムのMade in USAやメイドインジャパンなどが少なくなっているのは悲しくても周知の事実ですね。
それに取って代わって生産がアジア諸国、特に台湾、中国にシフトして来ているのもまた知られた話。
台湾をかなり多くのブランドが生産の拠点としてしているのも知ってる人は知ってる。
自分が自転車業界に入った約20年近く前はまだ台湾製というと安かろう悪かろうのイメージでした。
バブル以降、色んなメーカーが本格的にアジアシフトを進めていった状況でした。
日本、アメリカ、ヨーロッパの自転車メーカーが台湾生産に移した後、高い要求を台湾業界は年月かけて消化し経験を積み台湾自転車業界は今日の技術を生産管理・生産品質を身に付ける。
そこで業界に新たに出てきた問題は賃金の高騰問題。
台湾経済界全体の話なのでどの業界でも関係あるコストの問題。
上がってきた品質・生産管理は喜ばしいがコストまで上昇したら拠点シフトした意味が無い。
そこで当然更なる地を求め生産拠点を移す動きになる。
そこが中国。
BMXでも中国に既にシフトしてたりシフトしたがってたりするブランドがある。
しかし安定した品質に上げるのに台湾の各業界が20年以上も掛かって築いたことが簡単には作り上げられるとは思いにくい。
それは環境的な側面からの問題も関係するから(産業廃棄物・化学物質・ダイオキシン・アスベストなど)
台湾でメッキ屋がかなり減った話を聞いたことがあるが環境基準が厳しいので高コストかつ薄利ではやっていけなくて廃業しているとモトクロスさんに聞いた。
いきなり話がワンエイティー180°しちゃいますがこのサイトが急ぎすぎる中国の現実を見せてくれます。
アジアの安全な食べ物・・・こわ~
2006年05月07日
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